音楽」カテゴリーアーカイブ

Please Please Me The Beatles

1. I Saw Her Standing There
一目惚れによる恋愛の曲である。その感情の極みが1:05からのhand in mineでの声の裏返りに現れている。この部分はリピートして何度も繰り返して聞く価値のあるほどの心地の良い響きである。
2. Misery
2分にも満たない短い曲である。最後の1:44で聞かれる高い「ラララ~」は妖精のハミングのような軽やかさを感じる。
3. Anna (Go To Him)
曲名にもあるアンナとは、 続きを読む

CoCo Singles

1. EQUALロマンス
CoCoが音楽界に乗り込んできた痛快なデビュー作品である。この軽やかであり、他に類をみない曲調、その歌に込められた熱い気持ちを、決して熟練しているとはいえないが熱心さは十分に伝わってくる端正な歌唱で聴かせるこの曲は、本当にデビュー作にふさわしい。これはいい曲である。
2. はんぶん不思議
これはCoCoを代表する名曲である。間奏で奏でられる鐘の音は、高校などで授業の開始・終了などを知らせるチャイムの音を思い出させる。このチャイムの音を聞いて、授業に向けて集中力を高めたり、休み時間に向けて気分を解放させたりといった思い出を思い起こしたかたも多いことであろう。
3. 夏の友達
「水たまり」「プール」「ひまわり」といった単語が、まるで曲名の「夏」にちなんだ季語として散りばめられていて、夏の雰囲気を存分にかもしだすことに成功している。「夏」をテーマにした曲は数多くあるが、その中でも 続きを読む

globe globe2 pop/rock

1. Love Goes On!!
まず感じるのが、「Love」「goes」「on」のそれぞれが、非常に重心の据わった力強さで畳み掛けられる歌唱である。この重心の安定感は、ちょっとやそこらの台風などではびくともしない位のものを感じる。主人公が従事している愛においても、それくらいのしっかりとした安定感でもって運用されているということであろう。
2. Expectation
本曲では三つのテーマがコラージュ的に織りなされている。三つとは、be with you~と、expectation~と、日本語のところである。このコラージュ的手法は古くて新しいものであるが、globeのそれは洗練されていると同時に大衆的でもあり、確かな成功を獲得している。
3. Back 2 Be
「基本に戻れ」というメッセージは日常的にもよく言われるくらい、特に特別なものではないが、この曲のように調子の良いリズムに乗せて発せられるのを聞くと、スカッという爽快感さえ感じられるものがある。スランプに陥っているスポーツ選手や受験生などは、 続きを読む

ソニン 華

1. カレーライスの女
カレーライスというと簡単に作れるというイメージがあるが、実のところは奥が深いものがある。代表的なカレーに”海軍カレー”  があるが、体力を使う軍隊が好んで食べるということからも、その栄養価の高さは間違いないと考えてよいだろう。ただし、食べすぎには要注意である。特に、毎日食べると食事のバランスが偏ることになるので、そのような食習慣は避けるべきである。
2. 東京ミッドナイト ロンリネス
3:19からの音の細かい途切れは賛否両論であろう。若者であればDJプレイなどで慣れている音楽効果であるので容易に受け入れられるだろうが、世代が上がっていくにつれて単なる耳障りにしか聴こえないという人が多くなると思われる。さらに高齢者になれば、レコード時代の音飛びだと勘違いをして不快感を募らせることにもなりかねない。賛否の投票を行なってみたいと強く感じさせられる曲であった。
3. 好きな人だから
主人公は恋をしているようである。それも、相当に深い恋のようである。その深い様は 続きを読む