ソニン 華

1. カレーライスの女
カレーライスというと簡単に作れるというイメージがあるが、実のところは奥が深いものがある。代表的なカレーに”海軍カレー”  があるが、体力を使う軍隊が好んで食べるということからも、その栄養価の高さは間違いないと考えてよいだろう。ただし、食べすぎには要注意である。特に、毎日食べると食事のバランスが偏ることになるので、そのような食習慣は避けるべきである。
2. 東京ミッドナイト ロンリネス
3:19からの音の細かい途切れは賛否両論であろう。若者であればDJプレイなどで慣れている音楽効果であるので容易に受け入れられるだろうが、世代が上がっていくにつれて単なる耳障りにしか聴こえないという人が多くなると思われる。さらに高齢者になれば、レコード時代の音飛びだと勘違いをして不快感を募らせることにもなりかねない。賛否の投票を行なってみたいと強く感じさせられる曲であった。
3. 好きな人だから
主人公は恋をしているようである。それも、相当に深い恋のようである。その深い様は歌詞から容易に推測することができ、その盛り上がり方は怖ささえ感じられるくらいである。
5. 国領
ソニン氏が残さず全部食べたというエビピラフはこのような美味しそうなものであったのだろうか。

6. 津軽海峡の女
あったかいかす汁を飲みたいという歌詞を聴いて本当に食べたくなった方もおられるだろう。参考として商品をのせておくこととする。

7. 奮起せよ!
西部劇に出てくる飲み屋でBGMとして流されても不思議ではない、立派なロックンロールに仕上がっている。これも、ソニンの懐の深さを「これでもか」と見せ付けられる一曲である。
8. 平凡的女子な条件
1:48と3:10と4:03の3箇所で「ふう~」というため息が吐かれる。このため息はつんくの作品で多く見られるパターンである。その中でも、ソニン氏の「ふう~」の特徴を一言で表現とすれば「余裕」という言葉を選ぶことになるだろう。この曲でも、3箇所それぞれ、達人のような余裕さで安定したため息を吐いているのを聴くことができる。
10. SEE YOU!
ソニンという名の歌手の曲を本格的に聞くのは今回が初めてであるが、正直なところ、ここまでの実力をもっているとは想像はしていなかった。アルバムのジャケット画像を見る限りでは、あまり力を入れていないのであろうと推測していたが、聴きこむほどにその実力を感じずにはいられない状況である。まさにアッパレである。