久しぶりに良いドラマを見たと、感慨深い感情に包まれながら書いている。
このドラマの主人公はジュエリーデザイナーであり、ダイヤなどの宝石が度々出てくる。私としては、宝石にはあまり関心がないが、このドラマを見て、少しではあるが感心が沸いた。そこで疑問に思ったことであるが、透明感のある輝きを持つダイヤなどは美しいと思うが、中には黒い宝石というのも出てくる。
このような宝石はあまり良いとは思えない。主人公が友人の米倉に渡した宝石もこのような暗い色のものであったが、米倉は後になって主人公にその宝石を返却した。米倉も、暗い色の宝石に価値を感じなかったのであろう。
参考
松本清張作家活動40年記念・けものみち, 日本テレビ, 1991