シンドバッドとは、”千夜一夜物語”  の中の「船乗りシンドバードの物語」の主人公のことである。
雨のサンシャインロードとは、国道6号線の常磐バイパスの愛称であるいわきサンシャインロードのことであろうか。
いの一番という出だしは、調味料で有名な「いの一番」をイメージしているのであろうか。

このアルバムの一つのコンセプトに「熱」がある。「熱」といってまず連想するのは、地方の若者が都市部に移転した際にその環境の変化から覚える躍動感である「上京熱」である。そのような若者の熱さは大変に賞賛されるべきものであり、人生における一つの勲章ともいえる。そのような上京熱は近年の情報化社会で薄まりつつあるものの、地方経済の空洞化により復活の兆しもみられる。今後の動向に注目したい。
0:15で聴くことができるピアノの乱れ打ちのテクニックはすごい。出だしからアッパーパンチをくらったような気分にさせられる。
1:58にあるピアニシモーのところの高音のコーラスが美しい。
強い男気のようなものに満ちた曲であるが、倫理的な問題が起こらないかが心配である。
ちょっと聴いてすぐに「これはレゲエだ」とわかるほど、レゲエらしさ全開の曲である。もしも、音楽のジャンルを問う問題の題材としてこの曲が出されたとしたら、正答率は相当高い値となることであろう。
主人公がお正月に飲んだ樽酒とはこのようなやつであろうか。

天ぷら屋の天ぷらはやはりうまい。このような天ぷらなのであろうか。