PADDLE
4:28からのドラミングの勢いがすごい。音楽ということを抜きにした場合、怖いくらいの勢いです。ドラムセットの太鼓の膜が破れないかが心配になるくらいである。掌
”マキシシングル” のジャケット画像にある手を見ると、手首の細さからして手のひらが異常に大きいことがみてとれる。また、その手のひらに異常なまでの深い皺が数多く刻まれている。このような異常さからして、このジャケット写真は画像処理が施された人工画像であると推定する。Pink ~ 奇妙な夢
主人公が手渡されたピンクのガラス玉とは下図のような神秘的なデザインのものであると推理する。
血の管
曲名は不気味であるが、曲の内容は静かでしっとりとした雰囲気のものであった。特に、「血管」とはせずにあえて「血の管」としたことで、血の流れのイメージがよりリアルに感じられるという効果が出ていると思う。空風の帰り道
花や草木に習うというのは、大変謙虚で褒められる心構えであるといえる。花や草木には見習うべきものが沢山あるのである。Any
また12色の心での12色とはどのような彩りであろうか。前後の歌詞から自画像を書いていることがわかるので、ここでは水彩画と仮定することとする。水彩画で使用される絵の具で一般的に入手しやすい製品を調査したところ、マット水彩12色ポリチューブ入り が見つかった。この絵の具の場合、「レモンいろ・きいろ・ちゃいろ・おうどいろ・しゅいろ・あか・きみどり・みどり・あお・あいいろ・くろ・しろ」とのことである。なんとも鮮やかな色達である。このような色達を使って自画像に好きな背景を描き足していくというのがから、さぞかし賑やかで幸福に満ちた自画像に仕上がったことであろう。天頂バス
天国行きのバスには誰もが乗りたいと願うであろうが、現実の世界でそのようなバスは運行してはいない。そのような辛い現実ではあるが、せめて似たバスに乗ってその気分を味わってみたいというのが本音であろう。「天国」に似たものとして、神奈川県の鎌倉に「天園」という場所がある。そこへ向かうバスはあるであろうか。残念ながら、天園はハイキングコース上の峠にあるので、そこへ直接向かうバスはない。ただ、そのハイキングコースの入口にあたる「鎌倉宮」へ向かうバスならある。鎌倉駅からこのバスに乗り、途中は徒歩になるが、天園を目指すという旅も良いのではないか。その旅にはこの曲を忘れずに同伴したいものである。参考:鎌倉ハイキングコースガイド 天園コース
タガタメ
この曲の終盤における気迫の高ぶりには圧倒されるものがある。もしもこの曲をオーディオマニアが高級コンポシステムで聴いていたならば、その気迫でスピーカーの丸い渦巻きの部分が破れるのではと心配して思わず停止ボタンを押してしまうのではないかと思うほどである。また、この曲を録音した際にスタジオの機械が過負荷のために動作不良になってしまったのではと懸念される。特に、レコーディングの際にマイクの手前にある小さな衝立のような、おそらくは息が直接マイクに当たるのを防ぐためのものは、吹き飛んでしまったか割れてしまったか、いずれにせよその役割を果たせなかったものと思われる。それ位の迫力のものが、ヘビメタルでもなくパンクミュージックでもない、このミスターチルドレンから出されるという事実には、正直なところ驚かされた。HERO
最後のデザートを笑って食べる君の側に僕はいたいというのは、本当に優しい心を持った人でなければ言葉にできないと思う。「最後のデザート」ということから、おそらく余命は短いのだろう。もしかすると痴呆が進んでいて、デザートの味がわかっているのかどうかも怪しいような状況なのかもしれない。また、そのような高齢まで一緒にいるということから、おそらくは配偶者なのであろう。今までに沢山の事物を共にしてきたのであろう。きっと、そのデザートは、その配偶者の大好物を選んであったことに違いない。なぜなら、これが最後に食べる味として、その者の記憶に永遠に残り続けることになるからである。