DISCOVERY Mr.Children

DISCOVERY

この曲は前衛的であり、曲の真髄をしっかりと味わうには時代のさらなる成熟を要すると思う。私自身、今時点ではさしあたりコメントできる内容を持ち合わせていない。20年後にまた聴きなおして、新しい発見ができるのが楽しみである。

Prism

いやはや、なんとももの悲しい曲である。コンクリートのことを混凝土と専門用語で記述していることから、この曲の主人公は土木・建築関係に従事している者と推理できる。

アンダーシャツ

真っ白なアンダーシャツとあるが、どんなシャツなのだろうか。真っ白という表現からすると、シルクのシャツだと思われる。

Simple

探していたシンプルなものとは具体的に何なのかという詮索は、この曲を鑑賞するのに良いスタンスとはいえない。素直に曲を楽しめばそれで良いのである。

#2601

ミシェル・ファイファーとはアメリカの女優で、バットマン リターンズなどに出演している。

ラララ

参考書より正しく、マンガ本より楽しい, 太陽系より果てしなく、コンビニより身近なものを探求するという強い向上心を感じ、未来を担う中高生に聴いてもらいたい歌。ただし、正式な呼び方はわからないが、「wow wow」とか「ルルル」といった終わり間際に出てくる歌詞は、作詞家が締切り間際に開き直って手抜きをしたのではないかと、どうしても感じてしまう。そのことが、中高生に勧めたいという想いを、若干弱くする。

終わりなき旅

感じ良くかき鳴らされるギターが思いがけない感動を起こして止まない、大事に付き合っていきたい曲。

Image

静かな前半と激しい後半との対照が印象的だが、対照的なのはサウンドだけでなく、歌詞の面でも対照的である。静かな前半では理想に満ちた世界観が描かれ、一方激しい中間部分では争いや嫉妬に満ちた現実世界が描かれる。だが、後半に描かれているような厳しい現実社会でも、自身の心の中に楽しく生きていくイメージを描くことは自由であり、そうすることを呼びかけるメッセージでアルバムを締めくくっている。