ソケットレンチセットの比較 自転車整備向け

はじめに

自転車の整備には様々な工具が必要であるが、ソケットレンチもその一つである。6角のナットがハブやペダルなどに利用されており、それを回すのに必要である。モンキーレンチでも対応できる場合も多いが、モンキーレンチの欠点として、その構造上、ソケットレンチに比べてナット自体をなめるリスクが高いことと、その大きさから工具をとりなすスペースに限りがあるような場面で使えないことがある点である。そこで、自転車整備向けには比較的コンパクトなソケットレンチセットを一式持っておくのが良いであろう。今回はその中でも比較的安価な製品をピックアップしてみた。

比較

メーカー モデル 実勢価格
E-Value ESR-2038M 1729
高儀 40pcs S-100 927
大橋産業 21PC 501 923
GREATTOOL 40PCS 1998

E-Value ESR-2038M


高儀 40pcs S-100


大橋産業 21PC 501


GREATTOOL ソケットレンチセット 40PCS


結論

まず、大橋産業のものはハブナットの15mm角に対応しないので、厳しい。また、E-Valueのものも15mmに対応しない。残るは高儀とGREATTOOLである。ここでポイントとなるのがソケットのサイズと差込角の関係である。高儀のものは差込角6.35mmでソケット4~12mm, 差込角9.5mmでソケット9~19mmをそれぞれカバーしているのに対し、 GREATTOOLのものは差込角6.35mmでソケット4.5~8mm, 差込角9.5mmでソケット10~21mmをそれぞれカバーしている。このことから、ソケット9~12mmでは高儀のものであれば差込角6.35mmと9.5mmとを選べることを意味する。これは、自転車のパーツのような細かい作業では大きな意味を持つ。以上から、こと自転車整備向けには、高儀のものがお勧めできる。