ゴナ・ビー・オールライト
臭い演技も芝居も使いまくってというのがこの曲を象徴しているよいるように思う。それくらいパンチの効いた元気の良い曲である。
Regret of the Day
この先どんなドラマが続いてくんだろう。主人公は、それまで熱中して見ていたドラマが最終回を大感動のうちに見終え、やや放心状態にあるようだ。「このドラマを越える作品はありえるのだろうか。」「この後に始まる別のドラマを見るくらいなら、このドラマをもう一度見たほうが良いのではないか。」「いや、この次のドラマも面白いかもしれない。」と、そういった悩みのなかで冒頭の歌詞が発せられたと推理する。
Always Together
空を駆け巡る2人のエモーションとは、どのような類いの感情であろうか。まず間違えてはいけないのは、遠くへ旅立つという歌詞から、海外旅行の2人旅で飛行機にのっているのではないかという想像である。このように物理的に空を飛んでいるというのは考えにくい。なぜなら、最後のフー、フー、フーと歌っている箇所がその駆け巡りのパフォーマンスとしか考えられないが、もしも飛行機による駆け巡りならば、「フー」ではなく「ゴー」のはずだからである。
Precious Memories
演奏は軽いピアノくらいで歌唱もそれほど大声というわけではないが、その内心には相当な激しい感情が伺える。表面的な音響と、そこに篭められた心との対照が印象的である。
MUSIC TAKES ME HIGHER
曲の中で音楽について語っているので、自己言及の曲である。音楽について語っている音楽の曲というのは案外多いと思うが、その中でもこの曲はglobeらしく、あくまでも快活である。その歌声から感じられる態度は、「自己言及の曲かどうかなんてどうでもいい。とにかく音楽は私を高めてくれるナイスなものなんだ。」と凛として動じない迫力で迫ってくる。