駅路 松本清張

白い闇

黒革の手帖スペシャル 白い闇 参照。

捜査圏外の条件

払暁
[p.78]夜明け。
微恙
[p.80]軽い病気。
充溢
[p.83]満ちあふれるさま。
噴飯
[p.84]我慢できずに笑ってしまうこと。
放擲
[p.91]うちすてること。

ある小官僚の抹殺

老獪
[p.105]様々な経験を積んで悪賢いさま。
阿諛
[p.111]相手にへつらうさま。
倣岸
[p.118]自分を偉く見て、めったに人に頭を下げないさま。
陋劣
[p.118]いやしく劣っているさま
三白景気
[p.119]1955年前後の、砂糖・セメント・硫安の好調による好景気。
慫慂
[p.120]他人が勧めてそうするよう仕向けること。
仰臥
[p.121]あおむけ。
醵金
[p.147]ある事の為に複数人が金を出し合うこと。拠金。

巻頭句の女

駅路

静謐
[p.191]静かで落ち着いているさま。
曾遊
[p.195]以前に訪れたことがあること。

参考:「松本清張生誕100年記念作品・駅路」, フジテレビ, 2009

誤差

ニコヨン
[p.247]日雇い労働。

参考:松本清張没後25年特別企画『誤差』, テレビ東京, 2017

万葉翡翠

犬ヶ岳
[p.279]

蕭条
[p.291]ひっそり寂しいさま。

薄化粧の男

匕首
[p.332]鍔(つば)の無い短刀

偶数

陸行水行

勧請
[p.388]離れた地から分霊を迎えて遷座鎮祭すること。
磨崖仏
[p.389]自然の岩壁に造立された仏像。
剽窃
[p.401]パクリ。
甘藷
[p.406]サツマイモ。
牽強附会
[p.413]都合良く無理に理屈をこじつけること。
践祚
[p.421]天子の位を受け継ぐこと。
病膏肓(やまいこうこう)に入る
[p.442]趣味などに熱中して手のつけられない様子。
バタ屋
[p.448]廃品回収業者。
篤学
[p.448]熱心に学問に励むこと。
微衷
[p.456]自分の真心・本心を謙譲していう語。